前回のリハビリブログにて「継ぎ足歩行」をご紹介しましたので、今月も引き続き歩行訓練の一部「足上げ歩行」と「横歩き」を紹介します。

日常場面では、人や物を避けたり、段差を越えたり、傾斜を進んだり・・・と様々な環境や状況があり、その時々で適切な動きを行う事で安全に移動が出来ています。訓練の中で必要な能力（筋力やバランスなど）や動作を身に付け、転倒を防止し、安全な生活に繋げていきます。

①足上げ歩行
足を上げながら歩き、下肢の筋力強化や片足立ちのバランス向上を図ります。

片足を高く上げながら歩行します。

※手すりを「両手で持つ」「片手で持つ」、「足を上げた姿勢を数秒（10秒程）保つ」など難易度の設定や条件付けを行いながら実施することもあります。

②横歩き

おへそやつま先が進行方向に向かないように気をつけながら行います。

恐怖心もあり両手持ちで小さく進んでいます

こちらは両手も離して行います。

利用者様それぞれの身体機能や精神状態に合わせた設定や声かけ、サポートを心掛けています。また、退所される際などに自主トレとして指導する事もあります。

寒暖差が大きく体調も崩しやすい時期になりましたが、皆さん頑張って日々のリハビリに取り組まれています！！