【通所】マルチ体組成計での定期測定を開始しました

↑↑↑↑↑↑バックナンバー↑↑↑↑↑↑

通所リハビリテーションでは

体組成計での評価測定を２か月に１回実施しています。

今月は２回目の測定を実施しました。

測定結果は専用ソフトで管理、

ご利用者様へプリントアウトしたものを配布しています。

今回は60歳代後半のＡ様の測定結果を例にご紹介いたします。

※２回目の測定であるため、前回値＝初回値となっています。

体重は0.2㎏の増加でしたが

脂肪量1.9㎏の減少

筋肉量2.1㎏の増加

と全身に占める筋肉の割合が著明に増えています。

棒グラフも筋肉量右肩上がり

また、四肢筋力の詳細を確認すると・・・

2カ月前

現在

筋肉総合評価（SMI）は　7.06 → 7.59

※7.0以上あることが望ましいと言われています。

四肢骨格筋量は　21.5kg → 23.1kg（1.6kg増加）

そのうち

両下肢の筋力は　16.8kg（8.6＋8.2kg）→　18.1kg（9.2＋8.9kg）

なんと1.3kgも増加しています。

2.1kg増加した筋肉量のうち

1.3kg（約62％）は下肢筋力であったと確認できます。

Ａ様は２時間歩行コースを週３回ご利用されていますが、

歩行速度向上を目指し、臀部、大腿部中心の筋力訓練を継続してきました。

【通所】２時間歩行コースプログラム紹介のまとめ

今回の体組成計での結果は、『訓練の成果』を如実に表しています。

筋肉量の増加は本来のリハビリ目標ではありませんが、

A様はこの結果に『成果を感じることができた』と嬉しそうに話されていました。

目に見える形でリハビリ成果が確認できることで、

リハビリテーションに対する意識も変化すると考えます。

いままでの機能測定だけでは評価できなかった詳細な測定が可能になり、

しっかりエビデンス（根拠）のあるリハビリテーション成果をお伝え出来ることを

嬉しく感じています。

これからも利用者様の頑張りを形に変えられるよう

リハビリテーションの実施、評価、成果報告に力を入れてまいります！