コスモス苑　通所リハビリテーションでは

今年から介護保険改定に伴い、

『要支援利用者様』を対象に

『リハビリテーション会議』を開始しています。

『要介護の利用者様』は必要に応じて

『リハビリマネージメント加算』の算定にあたり、

『リハビリテーション会議』を実施してきました。

『要支援利用者様』であれば特に費用がかかりません。

10年以上利用継続されている要支援利用者も対象となっており、

今回改めてリハビリテーション、サービスを見直すきっかけとなりました。

『リハビリテーション会議』は・・・

・利用者様とご家族

・医師　　・作業療法士　　・介護福祉士　　・ケアマネジャー

・福祉用具専門相談員　　・他サービス事業所の担当者

が参加し、多職種のスタッフが多角的な視点で支援方針決めていきます

リハビリテーション会議風景

６月にリハビリテーション会議を実施した

A様の議題の例としては・・・

①新しくマシントレーニングを導入し、歩幅延長や歩行速度向上につながっている

②デイケアでのリハビリは意欲的に取り組んでいるが、自宅では活動性が低い

③新しく自宅で行える自主訓練の提供・指導を行っていくことを決定

④次回のリハビリテーション会議では自主訓練の実施状況・効果を確認する

★利用の際には気が付きにくい課題を検討するきっかけになりました★

B様の議題の例としては・・・

①下肢のこわばりから歩行中に後方へ転倒しやすくなっている

②自宅ではベッドが低く、立ち上がりに不安を感じている

③安全に立ち上がりが行えるベッドの高さを伝達（作業療法士より）

④新しく介護ベッドを導入し、必要であれば住宅改修を検討していく事を決定

⑤次回のリハビリテーション会議では導入した介護ベッドの効果を確認する

★日々変化していく身体状況に合わせた福祉用具検討のきっかけとなりました★

在宅生活を継続できている自立度の高い利用者様でも

リハビリテーション会議にて新しく挙げられるトピックは

将来を予測して、予防的なリハビリテーションに欠かせないものだと感じました。