みなさんは認知症に関して、どれほどご存知でしょうか。認知症にも様々な種類があります。また、認知症の種類によって、現れる症状が違います。今回は、認知症の種類や症状についてその一部をご紹介致します。

• 〇アルツハイマー型認知症

年齢に伴い、脳に特殊なたんぱく質が溜まり、認知機能の低下が起こります。初期の症状で物忘れが見られるようになり、徐々に進行していくことで、記憶障害や見当識、徘徊や性格の変化など様々な症状がみられるようになります。

• 〇レビー小体型認知症

脳にレビー小体という特殊なものができ、神経細胞を死滅することで認知機能の低下が起こります。記憶力や注意力、幻視などの症状が起こり、身体の動きが固くなり、動かしにくくなることも特徴です。また、日によって症状にムラが見られます。

• 〇脳血管性認知症

脳血管性の障害によって、認知機能の低下が起こります。症状としては、脳の障害が起こった部位によって症状は異なります。記憶や見当識、実行する能力が低下し、段取りよく行動することが難しくなります。また、感情のコントロールが難しくなることもあります。

※コスモス苑では、これら認知症の特徴をふまえ医師の指示により、入所後3ヶ月間、週3回の認知症短期集中リハビリテーションを実施しています。リハビリテーションに興味がある方の入所をお待ちしております。