コスモス苑では、認知リハビリの一環として「将棋」を行っています。

将棋をすることで、思考や運動に深く関わる脳の前頭葉が鍛えられます。

将棋は初めに覚えるルールがそこまで複雑でなく、また、施設を利用する方々にとっては子供のころから馴染みのあるボードゲームです。

決められたルールの中で勝つための手段、手の進め方は無数にあり、その選択肢を考えていくことが脳にとって良い刺激になります。

療法士と将棋を行う利用者様

また、療法士と利用者様が将棋を指している姿を見て、自分もやってみたい、と他の利用者様からお声を頂く事もあります。

どうしても刺激の少なくなってしまう施設での生活に楽しみが増えることは、私たち職員にとっても利用者様にとっても喜ばしい事だと思います。

認知リハビリとしてだけでなく、利用者様の活動性を高める意味でも将棋は役立ちます。

世間では藤井聡太七段の活躍によって将棋が注目を集めていますが、当苑でもそれに負けずに盛り上がっていければと思います。