梅雨の時期も終わりを迎えようとしています。
７月２１日は土用の丑の日でしたね。
「土用の丑の日」とは、簡単に説明すると季節の変わり目を指します。
昔から、夏の土用の丑の日は暑さが厳しく、夏バテになりやすかったり、食欲不振になったりする時期です。
そんな時、昔から「う」の付く食べ物を食べる習慣があったとされています。
その代表格が「うなぎ」です。
鰻は栄養価が高く、スタミナをつけたいときにピッタリの食材です。他には、うどん・瓜、梅干しなどが挙げられます。
当苑では、７月２１日昼食時に入所棟・通所で行事食を実施しました。

【軟菜】 鰻散らし 　青菜の生姜醤油和え 　果物（みかん・黄桃） 清汁（白菜）

【ミキサー菜】 鰻散らし粥 　お浸し（青菜・人参） 　果物（みかん・黄桃） 　清汁（白菜）

写真では分かりづらいですが、軟菜食はご飯に刻んだ鰻とタレを混ぜ込んでいます。
ミキサー食は、舌で用意にすり潰せる柔らかさの鰻を粥に乗せて提供しました。
鰻のタレの香ばしさが食欲をそそります。
年に１度の鰻にご利用者様もみんな大喜びでした。
鰻はビタミンＡを多く含んでいます。目や皮膚を正常に保ち、抗酸化作用があります。
またビタミンＢ群も比較的多く含んでおり、エネルギーの代謝や疲労回復に効果があります。
段々と気温が高くなり、食欲も落ちてきやすい時期だからこそ栄養価の高い食事を心がけてみましょう。