背部を伸ばし胸を開く運動
加齢とともに背部が曲がり、肩が下がる場合があります(写真1) 。
肩が下がると前かがみになり胸を閉じた状態になります。
運動量が増えた時、胸を挙げて呼吸をする時がありますが、写真1のように胸を閉じたままでは、胸を挙げる筋肉(外肋間筋など)が弱くなってしまいます。
写真1 肩が下がった状態
写真2、背部を伸ばし、胸を開いた状態です。赤い矢印は肋骨を引き上げる方向を示します。
写真2、のように背筋を伸ばし、胸を開くと少し胸が上がります。
さらに、以下の1,~5,ようにすることをお勧めします。
1,背すじを伸ばすと、腰が少し持ち上がります。
2,胸を張り、肩甲骨を脊柱に近づけると胸が開きます。
3,なるべく肋骨を挙げるようにします。
4,肘を伸ばし手で床を押すことで背中を引き上げます。
5,左右の大腿部を内側に寄せます。
写真1、のように肩が下がり前かがみの姿勢で歩くと、歩幅が小さくなり、転びそうになる方もいます。
写真2、のように、日頃から背部を伸ばして、前かがみの姿勢を防ぎ、転倒に気をつける必要があります。
さらに、胸を上げる(肋骨を上げる)練習は息を吸う時の助けになります。
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