通所リハビリテーションでは毎日、

理学療法士作成　下肢機能リハビリテーションとして

歩行機能の専門　理学療法士が作成したプログラムを４５分間実施します。

数あるプログラムの中のひとつです

下肢（下半身）の身体機能に着目して、１０～２０人程の集団で行います。

・在宅生活を安全に継続するために

・長い距離を歩いて近くの喫茶店まで行きたい

・膝関節が痛いから治したい

など様々なニーズに合わせてプログラムを作成しています。

今回の訓練は・・・

円背姿勢(猫背)の方や、小さな段差でつまづきやすくなっている方にお勧めの訓練です。

「腸腰筋」という筋肉をご存じでしょうか。

腸腰筋とは、大腰筋と腸骨筋に分けられており、歩行時に足を持ち上げるために必要な筋肉です。

持続的に姿勢や関節を安定させておく役割と

瞬発的に素早く身体を動かす役割を兼ね備えています。

歩行時の役割としては

①歩行速度を速める

②姿勢制御

③股関節を安定させる役割があります。

そんな「腸腰筋」の筋力強化を目指すために行う「足上げ訓練」です。

①立位の姿勢の姿勢をとります。

②ゆっくり片方の太ももを上げます。

③太ももの高さまで膝を上げます。

④左右交互に行います。

※姿勢は真っすぐにし、なるべくゆっくり行うことがポイントです。

慣れてきたら、徐々に手すりを持つ手を減らすと更なる筋力強化に繋がります！！

はじめて訓練する際は

上手く行えているか自信がない　と思う方も多いと思います。

通所短時間歩行コースでは療法士がマンツーマンで指導するため、安心してください。

このように・・・

①療法士作成のプログラム（小集団プログラム）　　

に加え・・・

②個別プログラムを理学療法士・作業療法士とマンツーマンで実施します。