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コスモス苑でのリハビリの紹介<障害物またぎ歩行・スラローム歩行>

コスモス苑のリハビリでは、ある程度の歩行機能を維持できている方の転倒リスクを減らすために、さまざまなプログラムを取り入れています。今回は、「障害物またぎ歩行」、「スラローム歩行」といった、応用的な歩行訓練を紹介いたします。

 

①障害物またぎ歩行

平行棒の下に障害物を置いて、それをまたぎながら歩いていただく訓練です。歩く時に足が上がらない、あるいは歩幅が小さいといった癖は転倒の危険につながるため、そうした歩き方の改善に有効です。また、自分の足をどこに着地させればいいか意識することで、ご本人による自主的な転倒リスク回避にもつながります。さらに、平行棒を両手でなく片手で持って障害物またぎ歩行を行うと、より難易度が上がり機能回復につながります。

 

②スラローム歩行

道の上に、工事現場で使うコーンなどの障害物を置いて、それをよけながらジグザグに歩く訓練です。歩く時の左右バランスが低下していると、方向転換の時にふらつきやすく転倒につながります。左右バランスの向上によりふらつきが予防できる、効果的なプログラムです。

 

 

「歩く」という運動は、さまざまな動作が複雑に絡み合い成り立っているため、ひと口に「転倒予防」と言っても、多面的なアプローチが必要となります。ここで紹介したプログラムは、あくまで一部の例であり、実際には個々の利用者様の歩行能力や体力などを見ながら、その人その人に合ったプログラムを提供しております。

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