生活行為向上リハビリテーション
平成27年度4月1日の介護報酬改定から、早いもので3ヵ月が経過いたしました。
今回の改定で大きな目玉である、通所リハビリの「強化型デイケア」は早い段階から、療法士を中心にニーズ調査や多彩なプログラムを準備し、体制を整えて参りました。
老健施設の在宅支援機能への期待が膨らむ中、利用者様から「今のままでいいわ」「複雑すぎて良くわからない」といったみなさまの声を受け、今までとどこがどう違うのか改めて詳しく説明してみたいと思います。
なんといってもやはり一番興味や関心をお持ちなのが「リハビリテーション」の違い、つまりプログラムの内容だと思います。今回の改定で「生活行為向上リハビリテーション」が新設されました。自宅での暮らし・普段の生活から“したいこと”“できそうなこと”を本人や家族と一緒に考え、目標に向かいステップアップしていくことです。では、どのようなことを実際に行うのか、作業療法士が実際に最初の導入開始から、通所リハビリでの様子、ご自宅での様子をご紹介します。
短期集中リハビリテーション
退院(退所)後または初めて要介護認定を受けたご利用者様に対し、早期に安定した在宅生活が遅れるよう集中的にリハビリテーションを行います。また、必要に応じて言語聴覚士によるリハビリも行うことができます。
※当通所リハビリテーションでは初回認定日(退院日)より3カ月間が対象となります。
認知症短期集中リハビリテーション
専門の精神科医よりリハビリの指示が必要となります。週2回を限度に行うことができます。認知症重症度の進行予防、心の健康維持(意欲、活動性)を通じて、ADLの改善が認められています。
個人リハビリテーション
月1回の実施となりますが、理学療法士・作業療法士が心身機能のチェックやご自宅での運動などのアドバイスを行っています。
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分