お知らせ・活動内容

認知症の患者様で自発動作の乏しい方へのリハビリ紹介

認知機能の低下により、行動する意欲が湧かない、自分から積極的に行動を開始できないといった症状があります。活動性が乏しくなるにつれ、筋肉が固くなり動かしにくくなります。今回は、食事動作の自発動作の乏しい方へのリハビリとして、ボールを使用したキャッチボールを行い、覚醒を促進し、手を動かす機会を増やすことをリハビリで取り入れています。

キャッチボールをすることで、ボールを眼で追うことだけでも視覚を鍛え、距離感や位置関係を知る学習になります。ボールを投げて、キャッチすることで、複雑かつ連続的な手足の動かし方の学習になります。空間認知能力や反射神経を鍛えるとも言われます。日常生活に必要な運動能力や脳や神経系の発達にも即します。         

今回行っている方は、普段手指を握った状態でおられ、こちらの指示に従うことが困難な状態にありますが、ボールには反応されます。立位が困難なため、車椅子に座って行っていますが、歩行が可能な方には、歩行の安定のために、立位で行い、転ばないための体重移動の訓練・バランス機能の訓練としても行います。

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