コスモス苑でのリハビリの紹介<ことばのリハビリテーション~失語症>
ここコスモス苑での「ことばのリハビリテーション」は、主に失語症や構音障害の利用者様を対象に実施しています。
「失語症」や「構音障害」・・・普段あまり耳にすることが無いことばだと思います。
どちらも脳損傷(脳卒中、脳腫瘍、交通外傷など)の後遺症で、ことばを上手く話せないことが症状として表れます。
失語症と構音障害の大きな違いは、「頭の中のことば」が障害されるか、されないかで分けることができます。頭の中のことばが障害されてしまうのが「失語症」、頭の中のことばが障害されないのは「構音障害」といいます。頭の中のことばとは、簡単にいうと、人がことばを話すときに何を話そうかを頭の中で考え、ことばを選択し表出することです。
今回は、失語症について少しお話をしていきたいと思います。頭の中のことばとは、大きく分けて4つの側面(話す・聞く・書く・読む)に分けられます。失語症では、いろいろなタイプや程度の差はありますが、この4つの側面すべてにわたって障害が認められます。そのため、口や舌の動きが悪くないのに上手く話ができない、人の話が理解できないなどといったコミュニケーションに障害が表れます。また文字が読めない、理解できない、字が書けないなどの障害も表れます。
ことばの障害は、見た目ではわかりにくく、周りからの理解が乏しいこともあるため、周囲の環境調整も大切になってきます。
コスモス苑では、失語症の利用者様にことばのリハビリテーションを提供し、環境調整を含め、コミュニケーションの円滑化が図れるようにサポートを行っています。
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分