今日は療法士によるリハビリの日常をご紹介します。

当苑では、入所初日から３ヶ月間、毎日（週７回）療法士によるリハビリを提供しています。一人一人の入所者様に個別のリハビリテーションをしっかり行っています。

こちらの入所者様は歌唱を好まれるということで、リハビリ時にタブレットを使用して “一緒に歌を歌う” ようにしました。

それによって笑顔や会話が多くなり、より良い信頼関係が築かれ、リハビリに対するモチベーションも向上しました。

続いて、言語聴覚士です。頸部聴診法といって頸部に聴診器をあてて、飲み込む時の音や飲み込む前後の呼吸音を確認しています。

飲み込んだ時の音「ごっくん」が鈍い場合や飲み込みの前後で呼吸音が違う場合などを発見し、飲み込みの障害（嚥下障害）の評価となっています。

最後は、身体リハビリの様子です。

これは平行棒内に杖を置き、これらをまたいで歩いてもらうことにより足を上げることを促しています。

足が上がるようになると、歩行の際の転倒予防にも繋がります 👍