立位保持訓練
長期入所の利用者様です。
日常生活では車椅子を利用し、介護スタッフに生活のほとんど(食事・排泄等)を介助してもらいながら生活されています。
リハビリでは、この方の身体機能を維持していく為に、手足の関節を動かして固くならないようにし、手すりを使用して介助にて、立位をとる訓練(立位保持訓練)を行っています。
なぜなら、重度な認知症により、車椅子やベッドへの移動行為(立ち上がっていく動作)が理解できないため、日常生活で十分な両足底面・関節への体重負荷が行われない為です。
歩行が出来ない方でも、立位姿勢をとることによって、両足底面・関節に体重負荷をかける事により、筋肉や関節へ刺激が加わり、自ら身体を支えようと反応されます。
年齢を重ねるに連れ、骨がもろくなる骨粗鬆症の方が増えていきますが、歩行することが出来ない方には、このような立位保持訓練が骨粗鬆症の治療の一つとなります。
日頃から、リハビリだけではなく生活リズム、栄養バランス、日中の活動量の向上を意識して生活をサポートすることが大切だと思います。
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分