リハビリテーションを行う際、気持ちよく取り組んでいただくため、導入時にご本人の好きな話題を提供することがあります。歌の好きな方は歌の話をして、運動をしながら歌を歌ったりします。好きな歌を歌うことで気分転換になり、意欲が高まることがあります。

歌は思い出のあるもの歌が多く、若い頃を思い出しながら歌われます。

リハビリテーションはご本人の努力を要することが多いため、できるだけ気持ちよく頑張っていただける雰囲気作りが必要になります。好きなことを話し、好きな歌を歌うことは周りの人の気持ちも明るくなるので、人との交流を広げるきっかけにもなります。人との交流がなくなると元気もなくなり、身体能力の低下に繋がります。

つまり、好きなことを話し、好きな歌を歌うことは、人との交流の機会を保ち、身体能力の低下を防ぐねらいがあるのです。