お知らせ・活動内容

注意障害とそのリハビリテーションについて

今回は、注意障害とそのリハビリテーションについてのお話しです。

注意障害は、脳卒中や認知症などによって現れやすいといわれています。

注意障害があると物事に集中できない、作業をしていると他の作業に目を向けられない、様々な対象の中から必要な対象を選択できない等の症状を呈し、日常生活に支障をきたすことがあります。

注意障害には、大きく分けると「選択性注意障害」、「持続性注意障害」、「転導性注意障害」、「分配性注意障害」の4つに分類できます。

「選択性注意障害」は、たくさんの刺激の中から1つの刺激を選ぶことが難しくなります。

「持続性注意障害」は、一定時間、対象に注意を向けることが難しくなります。

「転導性注意障害」は、1つの対象に向いている注意を他に向けることが難しくなります。

「分配性注意障害」は、2つ以上のことを同時にすることが難しくなります。

当苑でも注意障害を呈した利用者様がおり、リハビリテーションを行っています。

次回は、当苑で行っている注意障害に対するリハビリテーションの一部をご紹介いたします。

 

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