2023年12月9日 集中的に鍛えることで歩行が可能になった症例 こちらの方は入所当初、筋力低下のため寝返りや起き上がりなど起居動作の全てに介助を要しました。また、特に体幹の筋力低下が著明でした。そこで、まずは仰向けの状態で頭や臀部を上げる運動を行い腹筋と背筋を重点的に鍛えました。その結果、3週間後には平行棒内歩行が見守りで可能となり、1ヶ月後には歩行器による歩行も可能になりました。更に、約2ヶ月後には、高さ10cm程度の階段も手すりを使用して昇降出来るようになりました。3ヶ月目には移乗も歩行器による歩行もほぼ自立となりました。