認知リハビリテーションでは、脳の活性化を促すために、学習療法や音楽療法などを行っています。今回ご紹介いたしますプログラムは「編み物」です。編み物は、編み棒やかぎ針を使って、指先で細かい動きをすることや、どのような物を作るかを構成することで、脳の血流量が増加して脳の活性化を促すことができます。

今回のご利用者様は昔から趣味で編み物をされていて、「セーターやマフラーなど色々作ったのよ。」と笑顔でお話しされていました。また、リハビリ中は、どの様に編んでいるのかを私達に丁寧に教えてくださいます。趣味活動を通して、コミュニケーションのツールになったり、楽しみながら行われていることで、精神的な安定を図ることもできています。