ブローイング訓練②
前回は、ブローイングの訓練の適応と目的について紹介いたしましたが、今回は実際の訓練方法についてです。
ブローイング訓練には、ハードブローイングとソフトブローイングがあります。
ハードブローイングは、ハードというように「強く一気に」を意識した訓練になります。当苑では、ティッシュペーパーを2㎝幅にカットし、口の前に置いて息を強く吹き、ティッシュペーパーを飛ばします。(写真①)この他にも、巻き笛を使用したり、丸めたティッシュペーパーを遠くへ飛ばす訓練もあります。
一方、ソフトブローイングは、ソフトなので「優しく」を意識した訓練になります。当苑では、コップに水を入れ、ストローでぶくぶくと泡が立つように息を吹き込みます。この息をなるべく細く、長く吹き、なおかつ一定の強さで行うように訓練します。(写真②)この他にもカットしたティッシュペーパーを一定のリズムで長く吹き続ける訓練などがあります。
どちらも軟口蓋の挙上を強化するために行い、鼻咽腔閉鎖機能不全や呼吸機能低下、口唇閉鎖機能低下の改善を目的とした訓練になります。
写真①
写真②
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分