お知らせ・活動内容

【特集・排泄支援】 ♯10 認知症医療連携協議会にて排泄支援について発表

2025年度 第3回 戸田病院 認知症疾患医療連携協議会 

日時:3月13日(金)13:30~15:30

会場:川口市立映像・情報メディアセンター メディアセブン キュポ・ラ7階

「認知症の方への排泄機能向上に向けた取り組み ~オムツから布パンツへ~」

医療法人 髙仁会 介護老人保健施設 コスモス苑 高崎 千加

「認知症BPSD(行動・心理症状)への対応」

戸田病院認知症疾患医療センター センター長 高橋 太郎

 

上記の演題にてコスモス苑からも講演をする機会をいただきました。当日は近隣の医療機関、居宅介護事業所、地域包括センター、訪問看護等より18名の専門職の方のご来場がありました。

2025年の研究結果

様々な具体的な取り組み内容を発表しました。今回のテーマは認知症ですので集計結果は認知症にしぼり改めてまとめなおしました。

2025年1月1日~2025年9月30日までにコスモス苑3階棟に入所されたのは148名でした。そのうち何らかの排泄機能の向上がみられたのは84名でした。この84名中入所前の段階で認知症の診断のついている方は65名でした。

65名の認知症の方の結果は下記の表のとおりです。

入 所 時 退 所 時 人数(名)
オムツ オムツ
リハビリパンツ リハビリパンツ 12
布パンツ 布パンツ 7 
オムツ リハビリパンツ 25
リハビリパンツ 布パンツ 13
オムツ 布パンツ
合  計 65

 

青地は入所時と退所時で形態変更のなかった方、赤字は変更のあった方です。

オムツが不要となりリハビリパンツや布パンツになった方は改善が明らかなのですが、では形態変更のなかった方は何をもって機能向上とカウントしているのかについてご説明します。

形態変更だけではない排泄機能の向上

たとえ入所時と変わらずオムツのままの方であっても排泄支援を継続することで失禁回数の減少という変化が現れる方がいます。あるいは、夜間帯や睡眠中はどうしても失禁してしまいますが、少なくとも日中は失禁がなくなった等の変化の見られる場合もあります。

リハビリパンツの方ではトイレ動作がスムーズになったり、介助者の声掛けや見守りによって排泄が失敗なく行えるようになるという変化。

元々布パンツをはかれていた方でも、トイレの場所がわからなかったり、一人でトイレに行くことが難しかったような方が場所を覚えて一人でいけるようになったり、動作が安定するといった変化等を排泄機能向上ととらえています。

認知症は進行する病気だと言われています。しかし、今ある機能をどれだけ維持できるかは、非常に大きな意味を持ちます。その上で適切な関りをもつことで機能を改善、向上させることができるというのは、大変意義深い結果だと思います。

今後もこのようにコスモス苑を知っていただける機会があれば積極的に参加してまいりたいと思います。

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