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認知症における昼夜逆転

戸田市で認知症ケアに取り組む介護老人保健施設コスモス苑では利用者様の良質な睡眠の確保にむけ日々取り組んでます。本記事では認知症における昼夜逆転に着目していきます。

認知症における昼夜逆転

主な原因と対策

【原因①】体内時計の障害.

対策

朝に日光を浴びる

朝食時間を固定

毎日同じ時間に起床

日中の活動量を確保(リハビリ・作業活動・レクリエーション等)

 

【原因②】日中活動量の低下

活動量が少ないと夜間に眠気が来ません。

背景

臥床時間が長い

会話や刺激が少ない

ADL低下による運動量の不足

対策

日中の活動量を増やす

30分以上の昼寝は避ける

座位時間を増やす(ベッドから離床)

【原因③】不安・見当識障害

夕方(黄昏時)になると「家に帰らなければ」「家族が心配」という心理的不安が高まりやすい。

対策

夕方前に安心できる声かけ

写真や馴染みの物を活用

「今日はここでお休みですよ」と繰り返し伝える

夕方の環境を明るく保つ(薄暗さは不安を増幅させる)

【原因④】身体的不快

夜間覚醒の背景に身体要因が隠れていることも多い。

確認ポイント

便秘

尿意・頻尿

疼痛

かゆみ

発熱

低血糖

薬剤影響(睡眠薬・抗精神病薬)

対策

排便コントロール

就寝前トイレ誘導

疼痛評価

服薬見直し(医師と相談)

 

【原因⑤】環境要因

夜間の物音

ナースコール音

テレビのつけっぱなし

部屋の明るさ

対策

消灯時間の統一

夜間巡視は静かに

部屋を暗くしすぎない(不安を防ぐ)

看護師としてのポイント

昼夜逆転を「問題行動」と捉えると対処的になります。

しかし実際は、「何かが整っていないサイン」であることが多い。

・活動量

・排泄

・疼痛

・薬剤

・不安

この5点を系統的に評価することが重要です。

 

コスモス苑では日々の職員の観察力と気づきを大切にし情報から読み取れる真の原因にたどり着けるよう取り組んでいます。

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