暑さに負けない食事の工夫
長かった梅雨もようやく明けて、猛暑日が連日続いていますね。
皆さん体調は崩されていませんか?
暑いときは食欲も低下しがちですが、喉越しさっぱり食べられる献立を実施しました。
素麺には、花型の蒲鉾と、星型の人参、3色の素麺を合わせて彩りよく盛り付けました。
素麺は喉越しが良く、普段なかなか食欲が湧かないご利用者様も箸が進んでいました。
ミキサー菜は、麺類の提供が難しいため、ほうとう風をメインにしました。
ほんのり甘い南瓜がアクセントになり、美味しいと好評でした。
今回は夏バテでなかなか食欲が出ないときの食事の工夫について3つご紹介します。
①胃を適度に刺激する味付けが良い
→見た目だけでも、唾液の分泌を刺激する梅干しのような酸味や、わさび・生姜を効かせた香辛料の料理、うまみを十分に効かせた食事は食欲を促すよい調理方法と言われています。
最初の一口目が食欲を左右する重要な役割を果たします。
ただし、酸味や香辛料の効いた食事は嚥下障害のある方はとてもむせ易いため、注意が必要です。
②口当たりの良いものが良い
→冷奴や茶わん蒸しなど、喉越しの良い料理は食欲を高めるきっかけになります。
食べてみたいという意欲が高まり、それらを口にした時にその相乗効果で全般的な食欲の向上を図ることが期待できます。食欲があるのに食べられないといった状態の改善につながります。
③彩り豊かな料理が良い
→なにかの理由で体力や気力が衰え、食欲が出ないというのは健康な人でも起こります。
そんな時に季節の食材を盛り込んだ彩豊かな料理が出ることで気分転換をすることができます。
もちろん対象者の好物であり、熱いものは熱いうちに、冷たいものはよく冷えているうちに提供することがポイントです。
これらの工夫は年齢関係なく、食欲を高めることが期待されます。
ご家庭でも実施してみて下さい。
交通アクセス情報
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