2023年11月4日 言語聴覚士による書字練習の一例 今回は、「書字練習」の書称のお話しです。 書称とは、絵や写真を見て、その名前を書くことです。例えば、リンゴの写真を見て「リンゴ」と書きます。当たり前だと思うかもしれませんが、これが正解です。しかし、書称の障害があるとリンゴの写真を見て「リンオ」、「ゴリン」と文字の入れ替えや順番が変わってしまうことがあります。また、「みかん」と書いてしまい、名前ごと変わってしまうこともあります。 下の写真では、絵を見て複数の中から文字を選択し、書いていただく課題です。ご利用者の症状や状態に合わせて、課題を実施していきます。