外反母趾による疼痛を訴えている方への取り組み
外反母趾による疼痛を訴えている方への取り組みについてご紹介させて頂きます。
入所者様の中には、外反母趾、巻き爪、陥入爪(かんにゅうそう)、胼胝(たこ・べんち)など
の足のトラブルを既往している方がいらっしゃいます。
足に痛みがあると、歩行しづらくなり、ADL(日常生活動作)の低下にもつながります。
単に、靴が合わない場合や爪が伸びている場合もありますが、高齢になり、
歩行能力の低下、下肢筋力の低下、拇趾を支えている拇趾外転筋の筋力低下により、
以前は外反母趾による疼痛が軽度だったのに増悪する方がいらっしゃいます。
リハビリでは、足の指の体操(足の指でグーパーをする)を行っています。
足の筋力を強化し、浮腫を軽減することができ、感覚が鈍化している皮膚への刺激にもなります。
また、靴下を足袋式(拇趾が他の指と別れている靴下)に変更していただき、
拇趾と示指が接触しないようにして頂いています。
5本指の靴下の着脱に手間を感じない人であれば、そちらも良いと思います。
当苑のような介護施設利用者様の場合は、自身で着脱が難しい方が多いため、足袋式の靴下を勧めています。
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分