転倒及び骨折に対するアプローチ①
リハビリの様子を紹介します。
今回は日常生活における転倒及び骨折についてお話しします。高齢になるにつれて、下肢筋力の低下やバランス能力の低下、または白内障などの疾患から視界が見えにくくなる為、転倒の危険性が高くなります。そして加齢により、骨密度は低下する為、転倒による骨折は頻発する傾向にあります。多い箇所としては①大腿骨骨折②脊椎圧迫骨折③上腕骨近位部骨折④橈骨遠位端骨折が挙げられます。
それぞれ簡単に説明しますと
①大腿骨骨折―転子部や頚部骨折が多く、股関節に強い痛みが生じます。
②脊椎圧迫骨折―背骨に上下からの力が加わって起こる骨折です。骨が年齢とともにもろくなっている場合、尻もちをついただけでも骨折してしまいます。
③上腕骨近位部骨折―肩関節から肘関節をつなぐ骨の肩関節近くの骨折です。骨のもろくなった高齢者では、手や肘をついただけでも折れてしまうこともあります。
④橈骨遠位端骨折―手首近くで折れる骨折です。
転倒時に、手をついた際に起こることが多く、実は年齢問わず多発する骨折です。
特に骨粗しょう症の患者は、高頻度で起こります。
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