【通所】2時間歩行コースの症例報告② ~独居利用者様の予防的リハビリテーション~
前回に引き続き、
通所2時間歩行コースでの
D様の3ヶ月後のリハビリテーション成果です。
※CS-30(30-second chair stand test):30秒間に実施できる立ち上がりの回数。主に下肢筋力の評価指標。
※片脚立位時間:開眼で片足を上げることができる時間。平衡機能(バランス能力)の評価指標。
※6分間歩行:6分間に屋内移動できる距離。主に全身耐久性、運動耐用能の評価指標。
※連続歩行距離:休憩せず屋内歩行できる距離。歩行耐久性の評価指標。
※TUG(Timed Up & Go Test):ひじ掛けの椅子から立ち上がり、3m先の目標物を回り、始めの座位姿勢に戻るまでの時間。転倒リスクの評価指標。
リハビリテーションゴールである
片脚立位時間 は 12’5秒 → 14’0秒(目標13’5秒)
連続歩行距離 は 350m → 500m(目標450m)
と目標を達成され
生活も以下のように変容しました。
3ヵ月間事故なく、独居生活を継続することができ、
前向きで活動的な生活を獲得することが出来ています。
耐久性が向上したことで一日の活動量が増え、
リハビリテーションも好循環に作用しています。
D様は最近、携帯電話を新しいスマートフォンに換え
操作方法をマスターしようと勉強されています。
新しいことに前向きに取り組む姿勢が
リハビリテーションの実施で得られたと話されていました。
予防的なリハビリテーションによって
少しでも日常生活や人生をより良いものに
変えていければと考えます。
交通アクセス情報
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