片麻痺に対するリハビリテーション
今回は片麻痺の利用者様に対してのリハビリの様子を紹介いたします。この利用者様は毎日杖での歩行訓練を行っていますが、麻痺側へ上手く体重をのせられず、荷重をかける訓練を行いました。
足を前に出し踏み込むようにして体重をかけます。立位姿勢から健側を前に踏み出す動作を繰り返すのがステップ練習です。この時に、踏み出す方の足ではなく、支持している方の足に荷重がしっかりと乗っている感覚を掴みます。股関節が伸展位で荷重ができるようになると、歩行中にも同様の姿勢を取るため、歩行中に麻痺側下肢に荷重を乗せることができるようになります。そして、よりスムーズな歩行ができるようになります。
次に左右への体重移動です。
麻痺側に体重をのせることができるようになれば、大きく歩様改善に繋がります。具体的には歩行速度の増加や歩幅の非対称性の改善等が挙げられます。また、歩行訓練の際の動画を利用者様自身にもご覧いただき、現状の把握や課題の共有、歩様が徐々に改善されてきていることなどリハビリの効果をご理解いただくことで、更なるモチベーションの向上に繋げています。
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分