【通所】リハビリ病院退院後のリハビリテーション②
前回記事の経過報告では
歩行能力の指数【Timed Up & Go Test】は【27秒から16秒】に改善しました。
上肢機能においても、上記グラフのように
発症から早い時期のリハビリテーションが有効です。
上肢筋力訓練・促通訓練
右上肢、右下肢の筋力低下を改善するためのウエイトトレーニングや、
簡単そうに見えますが・・・
失調を抑えつつ、
『上肢挙上』+『肘関節+手関節の屈曲伸展』+『積み木のつまみ』
を複合的に行うため、本利用者様にとっては難しい動作でした。
目標の高さを徐々に変えることで、難易度を変更することができます。
座位姿勢でうまく行える動作も、立位で行うと難しいことがあります。
普段のリハビリプログラムに加えて・・・
上記の手指の巧緻性、上肢協調性を意識した『自主訓練』も実施していただきました。
筋力訓練・促通訓練により、以前よりも分離した四肢の運動が以前よりも円滑になり、歩行の様子にも変化が見られました。
しかしながら、巧緻動作に関しては課題が残ったため、自主訓練内容を変更し、改善を目指していきます。
本利用者様のように
リハビリ病院退院後もリハビリを継続することで能力の向上が見られることがあります。
リハビリ病院退院後はその後の在宅生活を変えられる一つのターニングポイントだと思います。
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