お知らせ・活動内容

そろばんを用いた認知リハビリテーション②

前頭前野という部位は思考や創造性を担う脳の最高中枢であると考えられています。そして老化に伴って最も早く機能低下が起こる部位の一つでもあるのです。この部位は意思決定・問題解決・計画立案・注意力などの認知・実行機能を担っており、思考・判断・注意・企画・創造・コミュニケーションなどの精神活動が行えています。このようにして前頭前野は日常生活を送る上でとても大切な機能を司っていますので、「人間らしさ」を維持するためにも重要な役割を担っています。

 

前述した通り、前頭前野は老化に伴って最も機能低下が起こる部位の一つです。前頭前野の機能が低下すると、主に①集中力・思考・判断能力の低下 ②発動性・意欲・創造性の低下 ③情緒不安定 等の言動がみられるようになります。つまり「人間らしさ」を保つ上では前頭前野を刺激して機能を維持させることが重要であると考えられます。

 

穏やかに他者と関わることが出来たり、意欲をもって趣味や余暇活動に取り組んでいただくため当苑では認知リハビリテーションを週に1~3回実施していますが、これは認知機能を低下させないだけでなく、リハビリ時間外でも利用者様に「その人らしさ」、「人間らしさ」を保って過ごして頂くという目的にも繋がっています。

 

<引用文献>

・https://matching-meet.com/wp-content/uploads/2018/04/brain-left-right.png

【図解】前頭前野の機能とは?低下するとどうなる? (medical-symptoms.net)

前頭前野は「いつもと違う」刺激や、人との関わりで活性化する (doctor-search.tv)

前頭前野 – 脳科学辞典 (neuroinf.jp)

 

 

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