運動失調が見られる方のリハビリ紹介
運動失調とは・・・
目的の運動に関係する様々な動きの協調性が悪くなるため、
それを円滑にできなくなる病態を示します。
利用者様は
・右片側の低緊張
・立位平衡感覚の障害、
・企図振戦(目的物に知かづくにつれ四肢が動揺する)等 の症状がみられます。
身体動揺の著明な利用者様には
骨盤または肩甲骨を両手で保持して下方に圧迫を加え、
体幹筋、骨盤周囲筋、下肢筋の同時収縮を促通する手技を行っています。
支持脚の荷重感覚を認識させ、体幹の安定性と下肢の中間位の保持を高めます。
身体動揺があるため歩行はできませんが、
手すりを使用し、トイレで排泄動作が軽介助(ズボンの上下・方向転換)で可能となっています。
立位保持が右に傾いているので、
右側手すりを使用し、右の壁に体をもたれるようにして、
ズボンの上下を行い、方向転換を介助して頂くこともあります。
転倒リスクがあるためご自身一人で安全には出来ませんが、
残存能力を生活リハビリ時に毎回使用して頂くことにより、
入所時できなかった移乗動作が軽介助レベルとなり、
わずかではありますが、立ち上がりもスムーズに行えるようになっています。
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分