失語症者の認知機能検査について
失語症は、言葉の理解・表出に障害があるため、言語機能を使用した認知機能検査(MMSE、HDS-Rなど)が難しいとされています。
失語症者の認知機能を測定するため、非言語的知能検査のレーブン色彩マトリックス検査(RCPM:Raven’s Colored Progressive Materices)があります。この検査は、上の図の欠けている部分に合致するものを下の6個の中から1個を選択し、上の図を完成させます。12問で1セット、合計3セット(A・AB・Bに分類)の36問です。(図1.2.3)
知的機能の中でも“視空間知覚能力”と“類推能力”とに基づく非言語的知能を検査するため、言語能力に影響を受けずに短時間で認知機能を評価することが可能です。
失語症の方々は言葉を理解したり話したりする能力が損なわれているため、このような非言語的アプローチは、彼らの残された認知能力を正確に評価するのに役立ちます。
交通アクセス情報
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