当苑では、入所して３ヶ月間リハビリテーションを毎日提供しています。自宅に帰ることができるよう、日々利用者様は努力されています。今回は、無事にご自宅に帰ることができたケースを紹介させて頂きます。

入所時は、大腿骨骨折や入院生活で活動性が低下してしまい、食事や整容は自立して行うことができていましたが、排泄や更衣動作は介助が必要な様子でした。移動は、歩様が安定せずに歩行器(見守り)を使い、自発的な会話がほとんど見られず、活気がありませんでした。自宅の生活を想定し、伝い歩きや杖歩行の練習やトイレの動作の練習を行うことで、自立歩行も可能となり、杖歩行も行えるようになりました。また、生活動作も排泄や更衣動作は自立で行うことができるようになりました。身体機能の変化に伴い、リハビリに対しても熱が入るようになり、次第に会話や笑顔が多く見られるようになってきました。移動と排泄動作の自立ができるようになり、無事に自宅に戻ることができました。

本人のコメントより

最初の頃は、杖が使えずに大変だったけど、リハビリを通して使えるようになりました。家での生活を想定して練習することで、家に帰れるようになれました。本当によかったです。リハビリの先生も優しくて楽しく運動ができました。ありがとうございました。