今日は認知リハビリテーションの時間でのお花見の様子をご紹介いたします。

認知リハビリテーションの時間に近場の桜並木にお連れしましたら、「満開で綺麗ね」と良い表情でおっしゃっていました。

認知症の主症状に見当識障害というものがあります。この症状は今何時なのか、どこにいるのかが分からなくなってしまったり、知人の顔や名前が思い出せないことなどが挙げられます。

一般的に見当識障害は時間→場所→人の順番に症状が現れてくるといわれています。そのため、認知症の利用者様にとって、時間や季節の感覚は早い段階で鈍くなりがちです。更に　施設での生活が続くと、気候や四季の移り変わりなどに触れる機会が少なくなので、このように外出して外の空気に触れて頂くことはとても大切です。

また歩行の安定している利用者様には歩行訓練も兼ねて実施しています。