お知らせ・活動内容

リハビリを通してADLが向上した例

当苑では毎日リハビリに取り組んで頂いています。

 

今回はリハビリを通して日常のADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)が向上した方を紹介します。

 

入所時は立ち上がり動作に中等度の介助が必要であり、排泄はベッド上でのオムツ交換となっていました。

しかし写真のような立ち上がり訓練、立位保持訓練を毎日リハビリにて繰り返すことにより、徐々に身体機能の向上がみられるようになりました。

そして排泄動作をベッド上でのオムツ交換から、トイレへ誘導し、便座を用いて排泄を行えるようになりました。

 

 

ベッド上での排泄行為は、便座を用いて行うのと比べ、腹圧がかかりにくくご利用者様にも負担がかかります。

また直腸と肛門の角度も大きく関係しています。ベッドで仰向けの状態をとっている場合では直腸と肛門の角度が90度に近く、なかなか便を出しづらい状態になります。

しかし、前傾位の姿勢をとると直腸と肛門の角度は120度程度まで拡大します。つまり鈍角になるため、直腸と肛門が直線に近づき便が出しやすくなります。

ここで更に腹圧が高まることで更に直腸肛門角は拡大するそうです。

引用文献

排泄姿勢と直腸肛門角 – Re:A|リア:リハ専門職(理学療法士・作業療法士など)・看護師など医療従事者にむけた情報発信ブログ (hatenadiary.jp)

 

 

また歩行訓練においても熱心に取り組まれており、シルバーカーを用いてフロア内を歩いています。

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