今回ご紹介いたします、認知リハビリテーションプログラムは「たんぐらむ(くもん)」です。たんぐらむとは、三角や四角などのブロックを組み合わせて、図形を作る知的パズルです。ブロックのピースは2個～７個まであり、難易度が高くなるにつれ、ブロックの数を増やして行います。ブロックを埋め込む図形を確認し、図形の間隔や創造力を高めることができます。以前紹介させて頂いた「ブロックアート」と同様に後頭葉で図形等を認識し、側頭葉や頭頂葉で何があるか確認、構図を覚えます。また、上肢機能の腕や指先を使ってブロックをはめ込むことで、脳全体を活性化させることができます。

こちらの方は、6ピースのブロックを使用して行っています。ブロックをはめ込む時の向きや位置などをイメージしながら取り組んでいます。イメージした通りにブロックがはまると、達成感や充実感が高まり、楽しく取り組めるとのことです。