お知らせ・活動内容

そろばんを用いた認知リハビリテーション①

本日は認知リハビリテーションの時間にそろばんをされている様子を紹介いたします。「そろばんは子どもの頃よくやった。計算は得意」と仰っていたので、珠算4級程度のみとり算を提供いたしました。

 

このご利用者様のように以前そろばんをされていた方は多くいらっしゃいます。

そろばんは子どもだけでなく、成人や高齢者の認知機能防止にも役立ちます。そろばんをする際の脳の使われ方は以下のとおりです。

人間の脳は大きく分けて右脳と左脳の二つに分かれています。左脳は言語や論理思考、数理的な計算などを担当する部分で、右脳は情感や直感、形や色の認識などを担当します。一般的な学習形式では、文字や数値を使った論理的な思考を必要とするため、左脳が中心となる傾向にありますが、そろばんでは右脳も一緒に使われます。

そろばんを使う際、すべての算盤珠(そろばんだま)を把握して計算を行うため、空間的な視野が必要となります。これは右脳の機能です。また、指先で算盤珠を動かす動作は、細かな操作を必要とします。これを通して、左脳と右脳が同時に使われることとなります。このように、そろばん学習は右脳と左脳をバランスよく刺激することができる数少ない学習法なのです。

 

更にそろばんは前頭前野という部位を主に使うことにより脳の活性化に繋がっています。次回はこの前頭前野という部分の役割について紹介したいと思います。

map交通アクセス情報 access

〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23

【電車でお越しの場合】

  • JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
  • JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
  • JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分