姿勢修正④(座位訓練)
先月から肩甲骨と頸部の位置も修正する運動を紹介いたしました。
そこで今月は、更なる改善を図るための運動方法を紹介します。
図3のように、胸を張って肩甲骨を脊柱に近づけてください。
肩甲骨を脊柱に近づけると、菱形筋(肩甲骨と脊柱の間にある筋肉)を収縮させることになり、猫背(円背)を改善します。
次に、両手でバンザイをしてみてください。
50歳くらいになりますと、若い時のように腕が上がらず、上腕と脊柱が一直線になりにくくなります。
肩の関節の可動範囲が狭くなるのと同時に背部の筋肉が弱まっていることは珍しくありません。
そこで、図4のような、ヨガのポーズは姿勢を修正するために、背部の筋肉をしっかり使って有効な運動と思われます。腕を上げたり、胸を張る運動で日頃から背部や頸部の筋肉を使って姿勢を正しましょう。
みなさまも姿勢をよくするために、肩甲骨と脊柱を近づける運動と図4のヨガのポーズ(太陽礼拝ポーズの一部)を日頃の体操の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
図3、左図は猫背、右図は胸を張った姿勢
胸を張って菱形筋(肩甲骨と脊柱の間にある筋肉)を収縮させ、
→←のように肩甲骨を脊柱に近づけて円背を改善します。
図4,ヨガのポーズ(太陽礼拝ポーズの一部)
胸を張って菱形筋や背部の筋肉を収縮させている姿勢。
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