お知らせ・活動内容

【特集・排泄支援】#1 なんと5人に1人がオムツから布パンツへの移行に成功!

 

~コスモス苑3階棟の画期的な取り組み~

 

私たちの排泄支援についての取り組みをご紹介します。

コスモス苑では、「排せつ支援」に力を入れており、多くのご利用者様に寄り添った支援を続けています。職員一人ひとりが丁寧に取り組を積み重ねてきた結果このような状況が継続的にうまれています。

新しくコスモス苑に入所された方の約5人に1人が毎月布パンツでの生活を実現しています。

支援の中身は?

〇リハビリで身体づくりからサポート

 まずは基本の体力づくりから。療法士とマンツーマンで毎日、無理なくできる運動を続けています。

〇「できる」が見えるADLの変化を共有

 歩行の安定やトイレ動作など、日々の変化を職員全体で共有。小さな変化を見逃さず、支援につなげます。

〇お一人おひとりに合わせた排せつケア

ご本人様の状態を常に最新の状態で共有することで、生活リズムや身体の状態を大切にしながら、個別にトイレの声かけや支援を実施しています。

こうした積み重ねの中で、入所時オムツやリハビリパンツを使用されていた方の布パンツへの移行を実現してきました。

「自分でできた!」というご本人の笑顔や、「ありがとう」というご家族の声が、何よりの励みになっています。排泄が少しでも自分で出来ることによって今後の生活の幅が広がるように我々もお力添え致します。 

排泄支援の1例  W・T様 74歳

入所時車椅子、テープ式オムツを使用。歩行は不安定。本人のリハビリ意欲は少なく、介護に対して抵抗感がある様子でした。突然の環境変化で戸惑いながら不穏な様子が続いていました。ある時、車椅子から立ち上がり、歩いてトイレまで行き、尿、便失禁をされ落ち込まれてしまいました。私たちは「まず立ち上って車椅子から歩けたことが凄いです。これからは定時で我々が声を掛けさせてもらいますから、その時にトイレに一緒に行きましょう。」と声を掛けました。本人は「ありがとうございます。これから頑張って自分でもトイレに行けるように頑張ります」と仰ってくれました。

今では車椅子を使用せず、独歩で布パンツを履いて自分で排泄を行っています。

ご家族からは「まさか歩けるようになって自分でトイレに行けるようになるなんて夢にも思いませんでした。本当にありがとうございました」とお声を頂きました。

 

これからも、私たちは“その人らしい生活”を支えるケアを目指して、一歩ずつ前へ進んでまいります。

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