【通所】リハビリ機器紹介③ パーキンソン病とトレッドミル
『パーキンソン病』とは・・・
・静止時振戦 ・筋強剛
・無動 ・姿勢保持障害 など
錐体外路症状を特徴とする神経変性疾患です。
歩行に関しては・・・
①歩幅 の低下
②歩行速度 の低下
③歩行リズム変動性 の増加
④すくみ足 など
病気の進行に伴い出現します。
今回紹介する『トレッドミル』での歩行訓練は
パーキンソン患者の歩行障害に対する具体的な介入手段として、
オランダ理学療法診療ガイドラインで高い有用性が示されています。
トレッドミル歩行訓練は通常の歩行訓練に比べ・・・
①歩行速度
②歩幅
③歩行距離
の改善が得られると報告されています。
『快適に歩行できる速度』を維持しながら
歩行訓練を実施します(以下:快適トレッドミル歩行)
トレッドミルは速度を柔軟に設定できます。
5m歩行速度(事前に評価を実施)の半分ほどの速度から
0.1㎞/hずつ上げていき、快適トレッドミル歩行の限界速度を決定します。
時間は5分程を目安に行っています。
もちろん転倒のリスクを伴うため、
独歩もしくは杖などで歩行できるレベルの利用者様を
実施の適応としています。
通所リハビリテーションの利用者様の中には
『足がすくむことが少なくなった感じがする』
『トレッドミル歩行の方が歩きやすい』
と様々な感想が聞かれています。
短時間リハビリでは、このような歩行に関わる訓練を集中的に実施しています。
リハビリ機器を使用した訓練は、『適切に行えているか自信がない』と思う方も多いと思います。
当苑の通所2時間歩行コースでは療法士がマンツーマンで指導するため、ご安心ください。
①療法士作成歩行訓練プログラム(小集団プログラム)
②利用者様専用個別プログラム(毎日実施)
を理学療法士・作業療法士とマンツーマンで実施します。
まずはご見学をお勧めしています。 →通所2時間リハビリのご見学
トレッドミル歩行体験も実施しています。
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より国際興業バス系統[戸52]または[川52]の バスで「新曽南二丁目」下車、徒歩約5分
- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分