通所短時間歩行コースでは歩行の問題に焦点を当てて

療法士作成の専門的なプログラムを提供しています。

今回紹介するプログラムは・・・

床や椅子からの立ち上がりに時間がかかる方

歩行中に膝がガクッと力が抜けてしまう方

におすすめの訓練です。

訓練方法としては・・・

①足を肩幅に開き姿勢を整えます。（手すりに掴まってもOKです。）

②膝が90°になるまでゆっくり曲げる　※膝がつま先より前に出過ぎないように注意しましょう。

③初めの姿勢に戻ります。

いわゆる『スクワット』ですが、ポイントを抑えることで効果的に行えます。

効果としては・・・

歩行時の股関節・膝関節の安定性

歩行速度（推進力）の向上が期待できます。

スクワットでは主に・・・

大腿四頭筋やハムストリングス（太ももの裏）

大殿筋（お尻の筋肉）を鍛えることができます。

今回はその中の一つ、”大腿四頭筋”についてお話しします。

大腿四頭筋は・・・

①大腿直筋　②外側広筋　③内側広筋　④中間広筋の4つの筋で構成されており、

4つの筋は膝関節をまたいでいるため、膝関節を伸展（伸ばす動作）させる働きがあります。

全身についている筋肉の中でも大きな筋肉であり、

鍛えることで基礎代謝を上げることができます。

ということは・・・

『スクワット』＝『基礎代謝を上げる』＝『ダイエットに効果あり』

体重を減らしたい　ウエストを絞りたい

と考えている方にもお勧めできます。

特に膝関節痛がある方は減量することで痛みの軽減ができるため

訓練時痛みがない場合は、無理ない範囲で実施を勧めています。

はじめて訓練する際は

①転倒しそうで怖い

②上手く行えているか自信がない　と思う方も多いと思います。

通所短時間歩行コースでは療法士がマンツーマンで指導するため、安心してください。

このように・・・

①療法士作成歩行訓練プログラム（小集団プログラム）　　

に加え・・・

②利用者様専用個別プログラム（毎日実施）

を理学療法士・作業療法士とマンツーマンで実施します。

まずはご見学をお勧めしています。　→通所短時間リハビリのご見学