長期入所の80代後半の利用者様です。日常生活では車椅子を利用されていますが、訓練レベルでの平行棒内歩行訓練を行っているところです。

2015年に入所、2022年には胆石症の手術のため、一時入院し、再度入所されています。水分・食事摂取量の減少や腰痛が出現したり、体調面でも波があり、移動動作や平行棒内歩行時の介助量が大幅に増加する期間もありましたが、週3回の個別リハビリテーションと普段の暮らしの中でも生活リハビリテーションを継続していることで、ご高齢でも下肢筋力強化、移乗動作能力の向上ができ、車椅子での生活を維持出来ています。このように、私達もリハビリの継続の大切さを利用者様の様子から再認識させられる良い機会となっています。