スカットボール
認知症の症状が進行すると周囲への関心や意欲が低下し、会話は減少します。
コスモス苑では、個人の関心や会話能力を維持させるために、利用者様の関心のあることをリハビリテーションに利用することがあります。
写真の方は、ゴルフがお好きな方で、ゴルフと共通する動作、静止したボールを棒で軽く打つスカットボールに取り組まれている方です。
いつも大変意欲を持ってスカットボールに取り組まれています。自然と会話も増えます。
このような周囲への関心や会話の変化、改善はN式老年者用精神状態尺度1)で評価ができます。
また、認知症の進行に伴い、視覚の注意が向く範囲は狭くなり、注意移動スピードも低下します。重度になると、食事にも注視できなくなります。
そのため、視覚注意の移動範囲を拡大、注意移動スピードの維持を目的にスカットボールのような広範囲に注意を向ける作業が必要になります。
写真の利用者様はいつも真剣な表情でスカットボールに集中し、穴にボールが入ると満面の笑顔になられます。
低下しやすい集中力の維持も高齢者にとっては大きな課題です。


スカットボールは11個の穴に球を入れるゲームです。
文献
1)小林敏子,播口之朗,西村 健,武田雅俊,福永知子,他:行動観察による痴呆患者の精神状態評価尺度(NMスケール)および日常生活動作能力評価尺度(N-ADL)の作成.臨床精神医学17:1653-1668,1988.
交通アクセス情報
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