寒い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

冬は空気が乾燥して気温も低くなるので、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなります。

そこで、今回は免疫力を高める栄養素をいくつかご紹介致します。

【たんぱく質】

筋肉や臓器、血液、皮膚、粘膜など私たちの体を作っている主成分です。

肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などに含まれています。

たんぱく質が不足すると抵抗力が下がり、風邪を引きやすくなります。

【ビタミン】

・ビタミンA

皮膚や粘膜を保護し、ウイルスや細菌が体内に入るのを防ぎます。

緑黄色野菜（人参やほうれん草などの色鮮やかな野菜）などに多く含まれます。

緑黄色野菜に含まれるβカロテンは熱に強いので、

加熱してカサを減らしてたっぷり摂ることができます。

（例：味噌汁やスープに加える、鍋料理、野菜炒めなど）

・ビタミンC

不足すると風邪を引きやすくなります。

野菜や果物などに含まれます。

熱に弱いため、生食か短時間の加熱調理で食べるのがおすすめです。

こうした栄養素をただ摂るだけでなく、特徴をふまえて食べることも大切です。

特に高齢者は若い世代に比べて免疫力が下がっているので、

食事からしっかり栄養を摂るようにしましょう。

管理栄養士