食事動作訓練の紹介
今回は、食事動作訓練についてご紹介したいと思います。
高齢者が自宅で生活するうえで、食事や排泄が自立できるかどうかは、ご家族にとって介護の負担は大きく変わります。
一般的に食事は1日3回にプラス水分摂取、1回の食事量の少ない方は捕食(おやつ)、持病を持っている方は内服薬の服用が必要になります。
身体・認知機能が保たれていれば、自己管理が可能ですが、上肢機能や嚥下(飲み込み)、残存歯の問題により食形態の変更、スプーンやフオーク、自助具の使用が必要となります。
当苑では、スプーンを使用している方が多いので、スプーンでの食事を例にさせていただきます。
スプーンを使用し食事をする時、以下のような動作と関連するものがあります。
療法士による、徒手療法(関節可動域訓練や筋力強化訓練)に加え、治療体操を実施しています。
・棒体操では、上記の動作を意識しながら、肩の上下・肘の屈伸・手関節屈伸・回内外を促します。
その他にも、決まった時間に食事を提供し、生活リズムを整え、時間の意識ができるようになります。
また、食事を定時に摂取することにより薬の飲み忘れを予防し、薬の効果も作用しやすくなります。
食事場面は家族とのコミュニケーションを図ることによって、楽しみも生まれます。
交通アクセス情報
〒335−0026 埼玉県戸田市新曽南3−6−23
【電車でお越しの場合】
- JR埼京線 戸田公園駅より徒歩約15分
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- JR埼京線 戸田公園駅西口より戸田市コミュニティバス toco 南西循環で 「新曽南三丁目」下車、徒歩約2分